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劇ごっこ(年少編)

年中組の劇遊びから1週間後、年少組の保育参観がありました。

年少組では、年中長のように、『劇遊びの会』としてではなく、

保育参観の中で、劇ごっこを楽しむ姿をご覧いただいています。

1年間よく楽しんできたごっこあそび。

1年間たくさん見て聞いて楽しんできた絵本。

日常生活のごっこあそびの延長で、好きなお話の世界も

みんなで一緒に楽しむごっこあそびになっていました。

年少では“いつもの姿”により近い姿でご覧いただきたいという願いから、

保育参観の際、年中長さんのように舞台を使うことはせずに、

それぞれの保育室【安心できる環境の中】での参観にしています。

年中長さんの劇を真似をして「〇〇のげき、はじまりはじまり~」と

劇が始まって、「おーしーまい!」と劇が終わったり、

みんなでごっこあそびを楽しんでいる中、ふときがつくと、

「なんだか〇〇のおはなしみたいだね!」と、

自然とお話の世界楽しんでいたり、

その時、その場の状況で始まりかたも、終わりかたも様々ですが、

クラスの仲間たちと、先生と一緒に楽しんでいる姿がたくさんありました。

おおかみと七ひきのこやぎの世界をまるまるごっこ遊びにしていたこのクラス。

「おおかみがきたぞ?!」声が違う、手の色が違う・・・のやりとりがあり、

招き入れてしまう子やぎたち・・・食べられちゃった兄弟を助けるぞ!

展開もその日その日で違うのがまたおもしろいです。

 

年長組さんに魅せられた子どもたちは「年長さんのもものこたろうやりたい!」とまねっこ!

お話が進んでいく横で、鬼ヶ島で酒盛りの支度をしている鬼役の子どもたちもいます。

 

大好きな『てぶくろ』のおはなしで劇ごっこ。少しずつてぶくろに入る子が増えてきて、

隣の子と顔を見合わせたり、窮屈そうな姿を表情や動きで表現する子もいて、

見ていておもしろいです。

 

また当日は、子どもたちの劇ごっこを見た後、急きょおうちの方にも

お子さんと同じ役で劇ごっこに挑戦していただき、

子どもたちに劇のプレゼントをしていただいているクラスもありました。

突然のお願いにもご協力いただき、ありがとうございました!

「保育参観の日が本番」という意識も全くなかった子どもたちは、

保育参観後もお面をつけ、1日中何かになりきって過ごしていたり、

みんなが集まると、「〇〇のげき やろうよ!」と誘いあって

楽しんでいる姿があります。

まだまだしばらく、楽しさが続いていく予感♪

 

今回、劇ごっこで仲間たちと一緒に味わった

「みんなと一緒ってたのしいな」

「あの子とこの役やっておもしろかったな」

「ことばの やりとり(問答)がおもしろかったな」

・・・

というような、面白さ、心地よさ、表現することの楽しさが

これからますます子どもたちの遊びを、表現を豊かにし、

年中・年長へと繋がっていくといいなと心から願っています。