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つなぐ・つながるプロジェクト ~保護者と保護者編~

幼稚園が始まり、1か月半が経とうとしています。

初めてや、久しぶりの幼稚園生活をとっても楽しみ、嬉しそうに登園する子どもがいる反面、初めての集団生活や、新しい環境での生活に、不安で、心配で、登園を嫌がる子ども達の姿があります。

どちらの姿も、子ども達に見られる当然の姿かと思います。

でも、楽しそうに登園している他の子ども達を見ると、おうちの方も不安になりますよね。

「なんでうちの子は…」「どうしよう…」と、きっと頭を悩ませ、そして、不安になっていることと思います。

日々、幼稚園に連れて行くことが、苦しくなってきてしまっているかもしれません。

そんな時、頼りになるのは、先輩ママさんたちです。

本当だったら、登降園時に「この子はね、幼稚園行くの嫌がって、お母さん悩んでたんですよ~」なんて、おうちの方を紹介して、お話出来る場所を作れたら良かったのですが、なかなかそれが難しいのが今。

なので、過去に子どもが「幼稚園に行きたくない!!」とと~ってもぐずって、大変な思いをしたママたちに、アンケートに協力してもらいました。

今、困っている方、悩んでいる方と、これまで困って悩んできた方が“つながり”、少しでも先の見通しがついて、気持ちがスッキリ出来たら良いなぁ~と、“つなぐ・つながるプロジェクト”として、みなさんにお伝えします。

 

ご協力いただいたお母様

・すみれ組男児 ・ぞう組男児 ・ぞう組男児

・らいおん組女児 ・さくら組男児 ・さくら組女児

 

①登園を嫌がった時の子どもの様子

・「ようちえんいきたくない」と家で泣き、泣きながら登園する

・「園服を着たくない!」「カバンいらない!!」と毎日言う。

・「きょうはようちえんおやすみ??」と毎日聞いてくる。

・自転車から降りない、幼稚園に入ろうとしない。

・保育室の前で母親にしがみつき、泣き叫んで暴れる。

・「自分のことを、誰も気にかけてくれない」と言う。

 

②困ったこと

・家でもずーっと泣いていた

・ごはんをあまり食べなくなった

・幼稚園でのことを、全部やろうとしなかった

・幼稚園に行くことをとても嫌がり、家を出ることが出来なかった

・何が嫌なのか、なんで泣いているのかがわからなかった

 

③その時やってみたこと

・幼稚園終わった後のこと(「帰ったら~しよう!」「帰ったら~一緒に食べよう」など)をお話する、考える。

・「幼稚園行こう」となると嫌がるので、違うこと(靴履いてみよう、買い物に行こう、公園に行こうなど)で外に出て、少しずつ幼稚園に近づいていく

・お守りを作ったり、お守り代わりの元気の出るお菓子を食べてから行く

・心配、不安に思うことを少しでも解消するために、願いを聞く(お弁当に好きなものだけ入れる、好きなキャラクターのタオルを用意するなど)

・何か幼稚園に行くきっかけや、目的を作るようにした

 

④振り返ってみて思うこと

・親の焦りや不安が子どもに伝わるものだな。

・初めての集団生活で、親と離れる時間が寂しい、悲しかったのかな?

・オムツが外れていないことが、恥ずかしいと感じていたのかな?

・お迎えに行ったら「きんちょうした~」との一言。子どもなりに頑張っているんだなぁと感じ、母も頑張ろうと思えた。

・お友達と比べずに、必要以上に心配しすぎずに、子どもの力を信じることが大事だな。

・悩みすぎずに待つこと、どーんと構えることが良いのかな~と思った。

 

⑤今困っている、辛いと感じているお母さんへ一言

・気になることは、連絡帳や口頭で先生になんでも聞いてみる。聞いてみると、見えない様子が分かり、安心することが出来ました。

・焦らず、ゆ~っくり付き合うと良いかも。いつかきっと、自分から登園する日がやってきますよ。

・調布多摩川幼稚園の先生方は、子どもの心に優しく寄り添って接してくださるので、子どものことで心配なことがあれば、先に伝えて共有してお任せすれば大丈夫です。心配で過ごしていた日々の、なんとも愛おしい子どもとの思い出になっています。大丈夫です!!

・先生方に申し訳ない、泣き叫んで恥ずかしい、甘やかしすぎたかな…いろいろな感情が渦巻いていると思いますが、子どもが「行きたくない!」「お母さんといっしょがいい!!」と泣いているのは、はたから見る分にはとてもかわいいです。なので、あまり気にしすぎず、いずれ時が解決してくれるだろうとどっしり構えていれば、きっと笑顔で通える日が来ます。一緒に頑張りましょう!

・先生方は、子どもの心に寄り添うプロです。安心してお任せして、リフレッシュして、笑顔でお迎えに行ってあげてください。「門が開いちゃうから早くして~!!」とせかされる日が必ずきますよ!

・当時は、クラスの他のママたちと子ども達のことを話して、不安を解消していました。話すと少しスッキリしました。子どもも、親も、お友達って大事ですよ。

 

 

子ども達も不安だし、心配だけど、おうちの方も同じように不安で、心配な日々だと思います。

でも、幼稚園で楽しいことをたくさん積み重ねていき、少しずつ少しずつ安心する場所に変わっていくと思います。

すぐには変わらないかもしれませんが、卒園の頃には「あんなに泣いてたのにね~!!」と笑って話せる日が来るはずです。

今は苦しいかもしれませんが、そんな時は「話を聞いて!!」と先生や、お友達のお母さんと話してみてください。

少しは気持ちが楽になれるかも…。

そして、お子さんのことで心配なこと、気になることがあれば、いつでも担任に聞いてみてください。

もちろん、園長や主任でもOK!!

一緒に子どもの育ちを見守っていきましょうね。

 

今回ご協力いただいたお母様方、ありがとうございました。

 

調布多摩川幼稚園での日々で、たくさんのつながりが生まれますように・・・。

 

※「こんなこと困ってるなぁ」「こういう時どうしたら良いんだろう?」

先輩ママに聞いてみたい!!ということがあれば、園長又は主任まで。

つながりの輪、広げますよ♪