年長劇あそびの会は、2年あるいは3年間積み上げてきた表現活動や認識、そして仲間を知り仲間関係をさらに深めていくといったそれぞれんの育ちの集大成で成り立つものです。
今まで出会った文学が基になって劇をつくっていきます。今年も、子ども達が大好きな絵本の中から選びました。
今年は「もものこたろう」と「かさこじぞう」のお話にしましたよ。
子ども達と劇を作っていくと、
初めの頃は小さな声しか出なかった子どもも繰り返し行う中で声がでるようになります。お話の内容、役の気持ちが分かってくると声も自然に大きくなりますし、動作もよりそれらしくなっていきます。言わせるのではなく、セリフを言うのも自然体でありたいと思っているからです。
劇は仲間がいなければ成り立ちません。
だからこそ、この時期に劇あそびの会をやるんです。劇は一人ではできません。仲間と力を合わせないと劇は成立しません。
一人で不安になっても
仲間がいるからその場に立てる
そっと寄り添い、支えてくれる仲間がいるから劇ができるんです。
仲間って本当に必要ですし、こんないいものはありません。
そんな仲間と楽しみ作ってきた劇。
仲間のいいところを認め、
「ここがよかった」「こうしたらいいかも」
など、子ども達同士でも声を掛け合い劇を作ってきました。
日曜日はどんな劇あそびの会になるのでしょうか。
子ども達の仲間関係や、その背景を感じながら劇をご覧ください。
さあ明日はどんな姿が見られるでしょうか。
楽しみにしていてくださいね。