お気軽にお問合わせください 042-483-4666 〒182-0023 東京都調布市染地3-1-29

調布多摩川幼稚園のおもちつき

例年、3学期が始まってすぐの土曜日に、お餅つきをしています。

昨年は、わからないことだらけのコロナ禍にあり、中止することにしました。

そして、3月に年長さんだけ、特別にお餅つきをしました。

今年はどうしようか・・・?

 

古来より、餅は稲の神様である稲霊(いなだま)を表すものであり、神が宿る特別な食べ物として敬われ、五穀豊穣を願い、そして感謝し米ではなく、ひと手間かけて作り上げる餅を、神様に供えるようになりました。

また、餅には食べると力がつき、新しい生命を再生させる霊力(れいりょく)があると信じられ、ハレの日(お祝いのある特別な日)に食べていました。

 

そんな意味のあるお餅つき!

でも、なかなか家庭で経験出来ることでもなく、貴重な体験が出来る良い機会です。

子ども達にはやはりこの経験はしてほしいなぁ~と思っていました。

 

なら、どうしたら出来るのか??

 

いろいろ考え、出来る限り関わる大人の数を減らす、そして、子どものついた餅は食べずにお飾りにする、食べる餅は大人がついたもの、手洗い消毒の徹底、、、などなど、出来る限りの感染症対策を行い、行いました!!

 

 

当日は、幼稚園の門を入ってすぐのところで釜戸でもち米を蒸かします。

 

薪を燃す匂いと、もち米の匂いが漂い、子ども達も気になり見に集まります。

蒸かしあがったもち米は、ツヤツヤホカホカ。

間近で見て、匂いもかいで。。。

 

熱いうちに、お手伝いのお父さんたちがつぶしてくれます。

お父さんたち、力持ちだなぁ!!と、その様子を子ども達が見ていました。

つぶした後は、ぺったんこぺったんこと、杵でついていきます。

 

お父さんたちについてもらって、最後は子ども達。

年少さんは先生と一緒に。

まわりの子ども達は、「よいしょ!よいしょ!」と応援隊!

 

年中さんは、先生にもお手伝いしてもらいながら、でも一生懸命小さな杵でつきました。

年長さんは、力いっぱい自分で杵を振り落としての餅つき!

 

 

つきあがったお餅は、モッチリしていて、おいしそ~!!!

子ども達がついたお餅は、鏡餅にして、各クラスに飾りましたよ。

子どもがつく以外に、お父さんたちには子ども達が食べるように、たくさんのお餅をついてもらいました。

全部で何臼ついてもらったかな??

お父さんたちについてもらった餅は、こちらも限られたお手伝いのお母さんで手早くまるめて、きなこもちと、海苔もちにしてもらいました。

こうして出来たお餅は、子ども達のもとへ!!

みんなでおいしく頂きました!!

 

最後は、園長先生についてもらって、締めくくりましたよ!!

なかなかいつもの同じようにはならないけれど、それでも子ども達に経験して欲しいことは、出来る限りの感染症対策をし、出来る範囲で取り組んでいます。

 

みんなの元気な掛け声と、美味しそうな顔がたくさん見られたお餅つきでした!!