年中進級時にクラス替えがあり、新たな先生やお友だちとの出会いがありました。
一クラスの人数も増え、その中で自分の身の回りの事柄や、仲間との関係がよくわかるようになってきました。
身のこなしも、機敏さが増して、物や人とぶつからないようによけたり、自分の身体を思うように動かすことが出来るようになってきました。
そんな年中が取り組んだのは「けんぱけんぱでよじのぼれ」と「ブレーメンの音楽隊」の野外劇です。
「けんぱけんぱでよじのぼれ」は、まず最初にけんぱけんぱをします。
そのあと、戸板のぼりをします。
戸板のぼりは、自分の背丈ほどの板をのりこえていきます。
足の指や、腕に力を入れて、よじのぼります。
はじめは、少し高い戸板に怖さを感じる子もいましたが、何度も挑戦しているうちに少しずつ乗り越えていかれるようになりました。
野外劇「ブレーメンの音楽隊」は、はじめは先生の踊ったものを見ました。
野外劇の経験は、昨年もしているので見たら「やってみたい!」子ども達。
先生と一緒に音楽を流して、見よう見まねで踊りました。
何度も楽しむ中で、いろいろな役に触れ、様々な体の動きをしていきます。
しばらく好きなものを選んで楽しんだら、運動会当日に踊る役を選びます。
ここが年少さんと違うところ!
自分と周りの仲間のことや、関係がわかってきたり、物語の内容を理解し、そのために必要なことがわかってきます。
そうすると、役決めをしていく中で「自分はこれをしたいけど、お友だちは~だから」や、「これが良いけど、あの役少ないなぁ」など、周りの事象にも関心をもち、調整しようとする姿も見られました。
役を選んだら、身につけるものを自分で作ります。
こうして、自分の役への愛着ももっていきます。
子ども達は、その役になりきって、保育室や園庭でたくさんたくさん踊りました。
こうして、運動会本番でも、思いっきり体を動かして演じました。
当日の様子は、また今度・・・!!