先生たちの劇を見て、ホールを出ると外はもう暗くなっていました。
こんな時間に幼稚園にいることに、ドキドキ。
デイキャンプ最後のお楽しみはキャンプファイヤー。
園庭には、キャンプファイヤーの準備がしてありました。
急いで靴を履き替え外に出ました。
「はやくひをつけてよ~!!」
子ども達は、火が付くのを楽しみにしていました。
「火??ない・・・」
「えっ?キャンプファイヤー出来ないじゃん!!」
「どうしよう・・・」
「あっ、そういえば。。。」
「〇〇先生の部屋の謎解きでなんか教えてもらったかも」
みんなで暗号を唱えてみると、、、
あれ?明るくなってきた??
1年に1度、幼稚園に現れるという火の神様が来てくださいました。
小さかった火がどんどん大きくなりました。
さっきまで、周りが見えなかったのに、
子ども達の顔がしっかり見えるくらい明るくなりました。
子ども達の目は輝き、ニコニコしていました。
火を囲んで、フォークダンスの「タタロチカ」を踊り、
「世界中のこどもたちが」を歌いました。
最後は、この日のために作った、
一人一つのキャンドルフォルダーに、火を灯しました。
子ども達一人一人の顔を見ていると、
キラキラ輝いていて、本当にうれしそうな顔をしていました。
この顔を見たら、「デイキャンプやって良かった!!」
心の底からそう思いました。
時刻は8時を回り、お迎えの時間。
「あのね、あのね、〇△〇△・・・・・」
おうちの人に話が止まらない子も。
「楽しかった~!!」この一言にすべての思いを詰め込む子も。
1年の1度の特別な日。
年長の子ども達の心に残りますように・・・☆
お・わ・り