スイミーの踊りを日々お友達と楽しんできた年中さん。
「この役もすき~」
「〇〇くんの踊りいいね!」
「クラゲの踊りがとっても上手だね」
など、自分の好きな役だけでなく、仲間の踊りにも注目し、
仲間のいいところを声に出して伝えている姿もありました。
仲間に「いいね」など声をかけてもらえたら嬉しいし、自信になりますよね。
スイミーの踊りの中で色々な役に出会い、仲間のいいところを見つけたり、そのいいところを言葉にして伝えたり、言葉を受けて自信に繋がっていったり、スイミーの世界と同じようにみんなと力を合わせて楽しむ姿が見られました。
先日、クラス毎に役決めを行いました。
年少の時とは違い、その日やりたい役を決めるのではなく、事前に役を決めます。全員がスイミーではお話は成り立ちません。
自分の思いを伝えたり、仲間の意見を聞いたりするというのもとても大事な経験ですよね。
スイミーのお話をクラスのみんなで成り立つように話し合いを進めていきました。
「この役少ないな」となると、「本当はこっちがいいけど、その役も好きだからいいよ」と少ない役を助けたりする姿も見られました。
この姿は年中さんならではの姿なんです。
「〇〇だけど、××でもいいよ!」と
いった自己制御力を獲得していく時期でもあるんです。
さあ!
決まった役の被り物も年中さんは自分で作ります。
自分たちで作った被り物は特別です。
その役に愛着もわきますよね♪
作った被り物をつけて、ぞう組・らいおん組そろって
園庭でスイミーを踊ってみると、
「わ~たのしい」「もう一回やりたい」ともっともっと
スイミーのお話が好きになっている姿も見られました。