先日、年中長さんたちが遠足に行っている間、年少さんたちは、幼稚園でおるすばんでした。
園庭は一日年少さんで貸し切り!!ということで、園庭をめいっぱい使って【感触遊び】を楽しみました。
今回は『ゼラチン』で遊びました。
ゼラチンはご存じのように、ゼリーをつくるときに使う製菓材料です。
いつもは食べるものとしてみたことのあるゼリー。
ですが、この日は特別!手で触って遊ぶ道具にだいへんしんです!
子どもたちに、「みてみて、これなーんだ?」と冷やしていたゼラチンを見せます。
すると、「わ!!なにそれ!?」と子どもたち。
「ゼラチンっていうの。」
「おいしそう…」
「今日は食べるんじゃないの。」
「たべないの?じゃあどうするの?」と目を丸くして聞かれました。
「これで遊ぶんだよ!こうやってつんつん…って触って遊ぶんだ。」
こどもたちに見せると、「触ってみたい!!」という声が聞こえてきました。
つんつんとまず触ると、
「ぷるんってした!」
「つめた~い!」
といい表情。
「じゃあ、もっとたくさーんのゼラチンで遊ばない?外に準備してあるよ。」
外に出てみると…
いつもの園庭に、赤・青・黄 3色のゼラチンの山が!
「あそんでいいの??」
「いいよ!触ってごらん。」
最初は様子をみて触る子たちも、
次第に、ゼラチンの感触に夢中になっていきました。
ゼラチンを崩して、感触をたのしんだり、手のひらに集めてぎゅーっとつぶして、細かくして遊んだり
別の色と混ぜると、「あれ?いろが変わったよ!!」「ここは紫色になったよ。」「ここはオレンジ色!」と大きく目を開いてじーっくりと眺めていました。
「こんなものもあるよ」と出したのが、プラスチックのカップ。
カップにいれると…
「これ、ジュースみたい!」
「先生、ジュースどうぞ。」
「これはぱふぇだよ。」
「先生、これ食べて!」
自然とごっこ遊びに代わっていきました。
一生懸命、カップにいれて、底のほうを眺める子も。
別の色のゼラチンをカップの中にいれることで、「あ!!ぴかぴかしてる!!」と目を輝かせる子どもたち。
中には、感触が苦手…という子もいましたが、カップとプラスチックのスプーンをつかうと、ハードルも下がり、「やってみたい」と挑戦する姿もありました。
子どもたちなりに、こうしたらどうなるかな?と試してました。
ゼラチンを入れては出して、また別の色を入れて…を繰り返したり、大人に「ねえみてみて!」と嬉しそうに教えてくれたり…。
このゼラチン遊び1つをとっても、たくさんのその子らしく遊びを探求していく姿、表情が見られてとてもいい時間を過ごせました。
また、子どもたちといろいろな【感触遊び】を経験していきたいです♪