調布市には、調布私立幼稚園協会があります。
調布市内にある、14の幼稚園が、幼児教育の振興、質の向上を目指して情報共有、研修などを行っています。
先日、今年度の1回目の研修会がありました。
以前は、対面式の講演や講習でしたが、コロナ禍の今回はオンラインで講師の先生のお話を聞き、園内でディスカッションをする方法となりました。
調布多摩川幼稚園では、職員全員でお話を聞き、3グループに分かれてディスカッションを行いました。
今回の講師の先生は
河邉 貴子先生(聖心女子大学 文学部教育学科 教育学専攻・初等教育学専攻教授)
”子どもの「育ち」と「遊び」”というテーマでお話をして頂きました。
具体的には
1・子どもが育つということ
2・子どもの「育ち」と「遊び」
3・遊びの質を支える保育者の役割
と、3つの柱でのお話でした。
先生のお話は、子どもの発達過程や、具体的な事例も踏まえての内容で、とてもわかりやすく、「うんうん」とうなずきながら聞いている職員も多くいました。
先生のお話を受けてのグループディスカッションでは、自分の感じたこと、悩んでいることなどを出し合いました。
それぞれのグループで話たことは、全体で共有もしました。
先生のお話を聞いて、改めて幼児期の遊びの大切さを感じ、幼稚園の担う責任の重さを、感じました。
これからも職員一人一人が、意識して子どもと関わっていきたいと思っています。
学び多き研修会でした。