幼稚園で1番大きなお兄さん、お姉さんになった年長さん。
園内のパトロールを任されたり、年長さんのやってきたことをやって、自信をつけて成長してきた子ども達。
そんな年長の子ども達には、運動会で自分の力を発揮するだけでなく、仲間と協力する、力を合わせる経験をしてほしくて、「組み立て体操」と「クラス対抗リレー」、これまで年少さんからず~っと見てきて、憧れを持っていた「ソーラン節」の3つの種目を取り組みました。
「組み立て体操」は、2学期が始まってから、体操の先生と一緒に取り組んできました。
1人技は自分の身体をしっかり使います。
3人技ではお友だちと力を合わせて技に挑戦。
6人組では、誰か一人でもふざけたらケガにもつながるから、仲間のことも考えて真剣に取り組む姿がありました。
数少ない練習回数でしたが、精一杯取り組んできましたよ。
「ソーラン節」は、年少のころから年長さんが踊る姿を見て、一緒に踊ってきました。
踊りのフリの意味を知り、大きく体を動かして踊りました。
「魚をいっぱいつかまえるように!!」
「大きな網を遠くに投げるよ!」
踊りのフリも丁寧に確認しながら、何度も踊りました。
外では、隊形移動も行いながら、もっともっと大きな動きで踊ります。
今年も、年長が踊っている横や後ろには、ちびっこの姿も。
こうやって、ソーラン節は調布多摩川幼稚園の文化になって、引き継がれていくんですね。
クラス対抗リレーは、今年も接戦の連続でした。
はじめは走ることを楽しんでいた子ども達が、少しずつ勝負を気にするようになり、クラス対抗で真剣勝負を繰り広げていました。
「がんばれ~~~~~!!!!!」
応援する仲間も、力が入ります。
リレーには勝負はつきもの。
どっちが勝った??
勝ちがいれば、負けもいます。
勝てば嬉しいし・・・
負ければ悔しい・・・
負けたチームは「次はどうしたら勝てるか?」作戦会議です。
「バトンはどう渡したら良いか?」「速く走るために、練習だ!」と、作戦を考えて練習します。
リレーの勝負ではなく、こういった過程に大きな意味があると考えています。
こうして、「敵」として戦うのではなく、「パートナー」として、共にナイスゲームを作り上げてきましたよ。
さて、運動会当日の結果は??
運動会当日の様子はまた今度・・・。