調布多摩川幼稚園では、例年11月末に作品展を行っています。
2学期、運動会までの活動を「動」とするなら、それ以降の作品展に向けての活動は、「静」と呼べるかと思います。
人間の生活には「メリハリ」「リズム」が大切であるように、幼稚園生活も同様です。
そのように考えると、「動」と「静」という大きな活動の2学期の流れが、よくおわかりいただけるかと思います。
子ども達は日々の生活の中で、様々な表現活動をしています。
その一つが制作活動とも言えます。
絵を描き、物語を他者に伝えたり、作ったもので遊んで、そこからイメージを膨らませて新たに制作をします。
日々の暮らしの中でそういったことを、自然と繰り返しています。
また、年中児、年長児になると、自分の中のイメージを他者とも共有出来るようになってきます。
自分の考えていることと、友だちの考えていることを取り入れて、お互いに刺激を受けつつ、一つのものを作り上げることが出来るようになってきます。
こういったことを踏まえて、調布多摩川幼稚園の作品展では、
●年少組は遊びの中で作ってきたものを中心に展示
●年中組は小集団で作ったものの展示
●年長組はクラスひとつのものを、小集団で責任を持って取り組み作りあげたものを展示
します。
他にも、日ごろ生活や遊びの中で描いてきた絵の展示もします。
そして、日々の生活や遊びがあっての制作なので、子ども達の幼稚園での生活がわかるように、写真に説明を踏まえたものの展示もしています。
昨年、今年はコロナ禍にあり、ゆっくり、じっくりと見て頂くことで、密が出来てしまうこともあり、日々の生活や、遊びの様子などの展示は、作品展のしおりとして冊子にして配布させてもらいました。
また、事前に作品展通信として、各学年の取り組み内容をお手紙にして配布もしました。
本当なら、在園児の保護者の方以外にも、調布多摩川幼稚園の作品展を見て頂きたかったのですが、このような状況下で難しく、残念ではありますが、子ども達は例年と変わりなく、ここまで取り組んできました。
当日の展示の様子などは、また後日改めてこのブログでお知らせしますね。
少しでも調布多摩川幼稚園の子どもがつくる世界を感じて頂けたら良いなぁ~。