またまた先月のことになってしまいますが、
10月の気持ちのいい昼下がりに、音楽の楽しさを伝えに、
エバリーさんが遊びにきて、エバリーコンサートを開催してくださいました。
「エバリー」さんとは・・・
東京学芸大学音楽科を卒業した松尾賛之・悟郎兄弟が中心となり、2005 年に CD デビュー。ヴォーカルの松尾賛之 がヴァイオリンプレーヤーでもあることから、クラシック楽器が絶妙に絡むハイブリッドサウンドが特徴。
音の「楽しみ」を追求し、伝え続けることをモットーとし、エンターテインメント性の高いコンサートを全国各地で 行っている。
小学校や幼稚園・保育園への訪問コンサートは毎年“1,000 公演”を超え、年間 15 万人以上の子どもたちに生の音 楽を届けている。
楽曲がテレビ番組や CM、企業等のテーマソングに起用されており、NHK や⺠放各局、新聞、ラジオへのメディア にも多く出演している。
東京都小金井市観光大使、東京都ヘブンアーティスト。 (公式HPより)
こんな方々です♪♪♪
ここ数年、毎年遊びにきてくださっているので、
年中長の子どもたちは「エバリーさんが来てくれるんだって!」と
去年のことを思い出してとっても楽しみにしていましたし、
年少の子どもたちも「特別楽しい何かがあるらしい」とわくわくしていました。
調布多摩川幼稚園では、日頃から わらべうたを楽しんでいます。
古くから伝承されて、歌い継がれてきた、はじめて聞いてもどこか懐かしい歌。
自分の声、お隣の人の声を聞き、呼吸を感じあいながら
一緒に歌う心地よさ、きれいに歌う心地よさを感じたり、
音階もそんなに多くなく構成されているので子どもたちにも歌いやすさがあったり、
手遊びや動きがあって面白かったり、年長にもなると、おにごっこやかくれんぼなど、
なにか鬼を決めたいときに、自然にわらべうたで鬼決めをする姿もあります。
こんな風に、自分たちの声をよく聞きながら楽しむことはあったり、
日々の暮らしの中で、時々ピアノに合わせて歌ったり、ギターに合わせて歌ったりはしても、
常に楽器が身近にあって、音を出す、音を聞く、という経験はそう多くありません。
そんな幼稚園にプロの音楽家の方が来てくださって、
本物の楽器の音、音色を楽しませてくださるのはとっても嬉しくありがたいことと
先生たちもいつもすごく楽しみにしています♪
今年はヴァイオリン担当とピアノ担当のお二人がきてくださいました!
ピアノ、ヴァイオリンだけでなく、いろんな楽器を見せて、演奏してくださいました。
こどもたちは終始大興奮♪♪♪手拍子をしたり、足をふみならしたりと、
体を動かしながら、音を楽しみます。
するとエバリーさんが一言。
「ヴァイオリンを弾いてみたい人~???」
「はい!「はいはい!」「ハイハイハーイ!」
子どもたちの中から選ばれた1人が実際にヴァイオリンを触らせていただき、
音楽体験♪
まずはエバリーさんと一緒に音を出してみます♪ 音が出たら、今度は一人で挑戦!
「おお、じょうずじょうず~!」とエバリーさん。
選ばれた子にとってはもちろん、自分たちの仲間が、
大人の、音楽家の人の、本物のヴァイオリンを弾いている姿を
目の前で見守って、息遣いを感じられる経験は本当に貴重なものになったはず!
エバリーの松尾さんご自身も、幼稚園の時の同じような体験がきっかけになって、
音楽家になったそうです。ここからも未来の音楽家が生まれるかしら・・・?♪
体験コーナーのあとは、みんなで一緒に音を楽しもう♪
近くで響くヴァイオリンの音に嬉しくて驚いて大興奮!
『ルパン三世のテーマ』や『さんぽ』など、みんなが知っている曲を
たくさん演奏してくださって、立ち上がったところに音楽が流れてくると、
自然と体が動きます♪
開始時には「線より後ろで聞いていてね~」と始まったはずが、
じりじりと子どもたちが前に出て、最後にはこんなに近くまで!!
素敵な音楽に、心も体も動いて、大きな声で歌を歌って、
とっても楽しいひとときでした。
・・・後日。
「きのうの エバリーさん、たのしかったよねえ!」とヴァイオリンを作った年少さん。
“なんでもできる(やってみたい)”“なんにだってなれる”年少さんは、
昨日を思い出し、コンサートごっこをして遊んでいました。
みんなで共有した楽しかったこと、みんなでやってみたかったのでしょうね。
とっても楽しそうな子どもたちの様子、雰囲気が心地よかったです。
エバリーの松尾さん、どうもありがとうございました!
また遊びに来てくださることを、心から楽しみにしています♪