きっかけは、2学期が始まった9月に、
Aくんがどんぐりをたくさん袋に詰めて登園し、
「どんぐりクッキー つくる!」
と言い出したことでした。
年長組にお兄ちゃんのいるその子は、休みの日に家族で出かけた際に
どんぐりを見つけ、拾っていると、お兄ちゃんから
「どんぐりって食べられるんだよ。クッキーにして食べたことがあるよ!」
と教えてもらい、自分もやってみたい!と、たくさん どんぐりを拾って
持ってきてくれたのでした。
それを聞いて担任の先生も「おもしろそう!」と わくわく♪
さっそく、作ってみることに!
Aくんが持ってきてくれたどんぐりは、年長さん曰く
「食べられない(灰汁が強い)どんぐり!!」
ということで、食べられるどんぐりを拾いに出かけました。
「こんなにたくさん拾えたよ!!!」「取りたい放題じゃん!!!」「いっぱいで重いね!!」
このままでは食べられないので、、、どんぐりを一度煮て、
殻を割って 実を出して、
ピーナッツのようですが、すごーくかたいので、細かく砕いてパウダーにします。
どんぐりの下ごしらえはこれでバッチリ♪
クッキー作りに必要な材料のお買い物にも自分たちで行きます。
ご協力いただいたコープの方々、ありがとうございました!!
買ってきた材料を混ぜて、こねこね・・・
「こねこねした手、どんぐりクッキーのにおい♡」 「かたまってきた~!」 「おさえておくね」
生地ができたら、クッキーの形を作ります。
「くるくる ぺしん!」 「どんぐりころちゃん あたまはとんがって~・・・♪」
「いっぱいできてきたよ~!」
たくさんできたクッキー、よし、焼こう!!!
お部屋にオーブントースターを持ってきて、すごく熱くなるので気をつけながら、
「おいしくな~れ!」と焼きあがるのを待ちます。
「いいにおいしてきたね!」 「待ちきれないよ~」とクッキーの絵を描いて待つ子も。
部屋中が、なんともあま~い いいにおいになって、
「チーン!!!」と“焼けたよ”の合図が響くと、
「クッキー焼けたよ~!!!」とクラスの仲間を呼び集めます。
できあがりはみんなで一緒に!!!
「できたぁ~!」 「うわぁ~やったー!!」
「う~ん・・・いいにおい~♡」
「みんなで味見、してみようか」 「まだ熱いからフーフーしよう」
「おいし~い!!」 「おいしくてもう全部食べちゃったよ!」
「カリカリッて どんぐりの声がする!!」 「どんぐりの味がしておいしいね!グゥ!」
たくさん作ったどんぐりクッキーは、お土産におうちに持って帰りました♪
食欲の秋!「身近な秋」の味覚をおうちでもお子さんと味わってみてはいかがでしょう?
年少組のみんな、焼き立てクッキー、ごちそうさまでした!