年中さん、年長さんから遅れること1カ月。
年少さんも多摩動物公園へ遠足に出かけてきました。
お天気にも左右されて1度延期になっていたので、
子どもたちもとっても楽しみにしていました。
年中長さんは電車でのお出かけでしたが、
年少さんは観光バスに乗って幼稚園から動物園を目指します。
この日はバス利用の子たちもお母さんと登園し、
見送ってもらって動物園へしゅっぱーつ!!!
バスの中ではお話をしたり歌を歌ったり、外の景色を眺めたりして過ごすと、
「もうすぐ着きそうだよ!」
あっという間に動物園に到着!!!
行く前に、こんな動物に会えるよ~と聞いて出かけていたので、
動物園に着くと、みんなで まず サイを探して歩きます。
少し歩いて行くと、おおきなサイ(インドサイ)を発見!プールに入って気持ちよさそう♪
ただ、みんなにお尻を向けてプールに入っていたので、
みんなで「サイさーん!!」と呼ぶと
後ろを向いたまま、耳をピクピク。「あ!おみみが動いた!」と大興奮でした。
ずーっとプールの中にいるのを見て、「寒くないのかな?」「温泉なのかも?」
なんて声も聞こえてきましたよ。
次はアジアゾウ!「おっきいねー!」「鼻が長いね!」「かわいい~!」と
2頭のゾウが仲良く水遊びをしたり、追いかけっこをしたり、
長い鼻を器用に動かして、草を集めてパクッと食べるのを見て、
「手みたいだね~!!!」と目を真ん丸くしていましたよ。ブクブクブク・・・
続いてはガラス越しに見られる大迫力のトラ!!!・・・のはずが、、、
寝てるね・・ まだ寝てる・・・ 先生、トラさんずーっと寝てる
いつ見てもトラさんはグーグーお昼寝中・・・zzZZZ
気持ちよく寝ているのに起こしては悪いね・・・とそーっと横を通過。
元気いっぱいなシロテテナガザルに手を振り振り、
オランウータンを目指して進みます。
「どこかな~?」と探していると、「いた!!!」と子どもたち。
探せずに「どこにいるの?」と子どもたちに聞いてみると、
「ほら!あそこの、赤いバケツあるでしょ?あの中にかくれんぼしてる!」
子どもたちが「もういいかーい?」と声をかけると、
バケツをガタガタさせてお返事してくれました。
箱(プランター)の中に入ってみたり、出たと思ったら電車みたいに押してみたり…。
こんなに近いところでオランウータンを見ることもできて子どもたちは大興奮!
かくれんぼが大好きで、電車ごっこも大好きって誰かさんたちにそっくり♪
しばらくオランウータンを眺めていると
スカイウォークも披露してくれました。
「あんな高いところ、落ちたら大変!!!」と心配する子どもたちの声が聞こえたのか、
お母さんオランウータンも、赤ちゃんオランウータンも「みててごらん♪」という顔をして
得意げに、上手にロープを渡って行きました。
さらに進んでいくと、子どもたちの目がキラキラ。
「おっきいやぎのがらがらどんだ!!!」
そこにいたのはムフロンのオス。(羊の先祖。メスには立派な角がありません)
大きくて立派な角が“おおきいやぎのがらがらどん”に見えてみんな大喜び!
お隣には“ちいさいやぎのがらがらどん”にそっくりなムフロンのメスを見つけ、
そのまたお隣には“2ばんめやぎのがらがらどん”にそっくりな
ヒマラヤタール(ヤギの先祖。オスもメスも角がある)を見つけ、
がらがらどんの歌を歌いながら、「ん~じゃあトロルはどこだー?」
なんて探す子もいましたよ。
そのあとはウサギやモルモット、小さな動物を見て、マレーバクに向かいます。
「あれ~?いないねぇ?」「お水の中かな???」小さく体を縮めて探します。
「あ、あの隅っこにいるよ~!」
見える子には見える・・そんな隅っこでマレーバクさんもお昼寝中・・・
呼びかけると、お耳をピクピク動かして応えてはくれるものの、
行く前からマレーバクに会えるのを楽しみにしていたので、ちょっぴり残念・・・
と思っていたら、動物園のガイドの方が「あまりよく見えなかったでしょう?」
「いいもの持ってきたから、これ見て帰ってね」と登場。
なにかな???と見ていると、なんと!!!
マレーバクの耳と、足と、毛皮の標本を見せてくれました。
ガイドさん「足の指の数は前足が4本、後ろ足が3本!前と後ろで違うんだよ。」
子どもたち「・・・うん。」「これはなに?」
年少の子どもたちには少し難しいお話でしたが、順番にじっくり見させてもらい、
実際に触らせてもらい、「すご~い」と感動した様子でした。
他にもツキノワグマやインコ、イノシシ、ソデクロヅル、ニホンシカ・・・など
いろんな動物を見て、大満足の遠足になりました。
帰りのバスの中は、まだまだ元気!な子たちもいれば、
夢の中の子どもたちも・・・。
日頃から散歩にたくさん出て、たくさん歩いて、力をつけてきた子どもたち。
ひろーーーい多摩動物公園を、みんな最初から最後まで弱音を吐くことなく、
「次はなに?」
「早く次の動物見に行こう!」
「もっともっと見たい!!!」
と、わくわく楽しんで回ってこられたことに、
子どもたちの育ちをすごーく感じた1日でした♪
<<年少児の見学ルート>>
見学ルートも 年少、年中、年長と見比べてみると、
大きくなるごとに たくさん歩いて、
たくさんの動物を見学してきているのだなぁとわかりますね。