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劇遊びの会(年長編)

2月16日(土)に、年長組が劇遊びの会を行いました。

 

幼稚園の子どもたちは、絵本がとっても大好きで、

朝の会や帰りの会などの集まりの時に、

先生が読んでくれる絵本を、とてもよく見ています。

 

年長組は3学期に入り、絵本の読み聞かせを見聞きする中で、

より絵本の世界を深く知ろうとし、劇遊びを楽しむようになりました。

絵本を読んでいく中で、登場人物の気持ちを感じたり、理解したり、

身体表現の方法を考えたりしてきました。

今ではない昔や、知らない世界を想像し、

その世界を仲間と一緒に楽しんできました。

その中で、それぞれの子どもの良いところを認め合ったり、

自分の思う気持ちを相手や仲間に伝えたりして、

子ども達はお話の世界を、劇にしていきました。

 

 

 

さくら組は、「じごくのそうべえ」という一つのお話を、

みんなで分担して劇にしました。

「じごく」という世界を、子どもたちなりに絵本から読み取り、

感じたままに表現をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

うめ組は、「もものこたろう」を3チームに分かれて楽しみました。

同じお話でも、子ども達が変わると演じ方が変わってきます。

大人が決めた表現に子どもをはめて劇にするのではなく、

子ども達が自分達で考えて、劇にしていくので、違いが出てきます。

そこが面白いし、素敵だなぁと思って見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

子ども達は、演じた後におうちの方々から感想を聞かせてもらいます。

 

 

おうちの方々の子ども達への言葉の一つ一つが、

子ども達の自信につながる言葉だったように思います。

上手、下手ではなく、声が大きい、小さいでなく、

子ども達のこだわったところや、意識したこと、

大切にしてきたことを、きちんと受けてとめて下さる感想でした。

 

年少のころは恥ずかしくて、

人前に出ることを嫌がっていた子、

先生の後ろにくっついていた子。

 

年中のころは一人ではドキドキして、

お友達に助けてもらって頑張れた子、

照れて舞台上でふざけていた子。

 

そんな小さかったみんなが、大きな舞台が小さく見えるくらい立派な姿を見せてくれました。

年少より年中、年中より年長、そしてこの経験が小学校へとつながります。

 

おうちの方々には、狭い場所でしたが、最後までご覧頂きありがとうございました!!

大きな会場の、大きな舞台ではないからこそ、

子ども達の、細かい表現や、ちょっとした仕草、

小さな言葉、時に助け合う言葉なども、

あの空間だから、感じて頂けたことと思います。

そこが、調布多摩川幼稚園の劇遊びの会の良いところだなぁと思っています。

 

今週末は年中さんですね。

どんな姿が見られるでしょうか??

現在、年中も舞台で日々楽しんで過ごしていますよ。