先日、年少の子ども達がどんぐりクッキー作りをしました。
きっかけは子ども達がどんぐりを幼稚園に拾って持って来たところから。
みんなが拾ってきたどんぐりを集めるとまん丸のものもあれば細長いものも…
「これは何どんぐりかな?」
どんぐりの本で調べてみると…
「食べられるどんぐりがあるらしい!」
「どんぐりでクッキーが作れるんだって!」と大発見!
どんぐりならどの種類でも食べられるわけではなく、食べられるどんぐりはマテバシイ。
「お料理したい!!」「たくさん作ってたくさん食べよう!!」
マテバシイを拾える公園まで出かけてたくさんたくさん拾ってきました。
「この葉っぱの中にもマテバシイが隠れてるよ!!」
茂みの中まで探していました。
「こんなにたくさん!何個クッキーが作れるかな?」
「帽子かぶってるよ」
「お父さんどんぐりとお母さんどんぐり!」
夢中になって拾い、気づいたら山のようなマテバシイ!
拾ってきてすぐに食べたくなるけれど殻ごとは食べられません。
美味しくするための下ごしらえが必要。
まず一時間茹でたマテバシイの殻を剥きます。
ヒビを入れたマテバシイを一つずつ殻剥き。
「剥いたら良い匂い♪ちょっと味見していい?」
「なんだかピーナッツみたい?」「おいしい!もっと食べたくなる…」
ちょっぴり味見もしながらたくさん剥きました。
次の日、剥いたその実をすりつぶしました。
すりつぶしてどんぐりパウダーにしたらお待ちかねのクッキー作り!
材料はみんなが手をかけて作ったどんぐりパウダーと小麦粉、砂糖、卵、バター。
どんぐりパウダーと小麦粉と砂糖はそっくり!どれがどんぐりパウダー??
「あ、どんぐりの匂い!これがどんぐりだ!」
匂いで確認!
材料を混ぜて…
「おいしくなあれ♪」
幼稚園で初めての調理なので子ども達は張り切っていましたよ。
「美味しい匂いがする!早く食べたい…」
生地が出来上がったらクッキーに変身させます。
手のひらを使ってコロコロ丸めて…
ぺしゃん!とつぶします。
生地をたくさんクッキーに変身させて「手が美味しい匂いになっちゃった!」と子ども達。
いよいよお部屋でトースターを使って焼きます。
トースターの前で今か今かと待つ子ども達。
「良い匂いしてきた!」「焼けたかな?」
15分後…「焼けた焼けた!」
「あったかい!」
「このプチプチがどんぐりかな?」
焼き立てをいただきます!
「んーおいしい!!」
「どんぐりさん、美味しくなったねぇ」
クッキーの中に入れてもどんぐりの触感はしっかり残っていました。
手をかけてみんなで一緒に作ったどんぐりクッキーは最高!
たくさん焼けたのでお弁当後にもいただきます♪
「おいしいねぇ」
自分たちで作ったものを食べると最高に美味しいね。
「またお料理しようね」と子ども達は嬉しそうでした。
さて、次はどんな「やりたい!」ことが出てくるかな?