年中組が9月にまいた大根の種。
その時の様子はこちら
種をまいてから、「芽が出たよ!」と聞くと、「どんな葉っぱだろう?」と見学に行ったり、「どのくらい大きくなってるかな?」「もう大根出来てるかな?」と何度か様子を見に行っていた鈴木さんの畑の大根。
「まだかな~?」「まだかな~?」と収穫を楽しみにしていた大根でしたが、畑の鈴木さんから「収穫出来るよ!」との連絡がありました。
「やった~!!」と大喜びの子ども達と一緒に、大根の収穫に行ってきました。
畑につくと、鈴木さんと、大きな立派な葉っぱを付けた大根が出迎えてくれました。
畑一面に広がる大きな大根の葉っぱに、子ども達も嬉しそう。
鈴木さんにご挨拶をして、さっそく収穫の仕方を教えてもらいます。
「はっぱをまとめて、まっすぐ上に引っ張るんだよ!」と教えてもらいました。
「よ~し!!」と気合十分の子ども達。
たくさんの大根から、自分で大根を選んで、いざ収穫!!
「うーーーーーーんっっっっっっ」
「抜けないよー」「重たいー」
「抜けた~~!」「大きい~!!!」
「みてみて!こんな大きいよ!!」
「大根って上と下と味が違うんだって!!」「えー!!そうなの?」と話していると、鈴木さんが「上は甘いからサラダにすると良いよ!下は少し辛いから、おでんがいいかな~」と教えてくれました。
同じ1本の大根なのに、そんな違いがあるなんて!!
自分で抜いた大根は、新聞紙に包んで、自分で持ち帰ります。
大根の先から葉っぱの先まで包むと、自分の背丈ほどにもなるような立派な大根。
大事に大事に抱えて、幼稚園まで帰ります。
途中、引きずりそうになりながらも、「よいしょ、よいしょ」と頑張って歩きました。
大事に育ててもらって、立派だからこそ、持って帰るのも一苦労です。
道端に大根の葉が落ちていたり、時には引きずって大根おろしになってしまうこともあります。
そうならないために、抜いた大根をまとめて車で運ぶという選択肢もあるでしょう。
でも、子ども達が種をまき、成長を楽しみに過ごしてきたからこそ、抱えて帰ってくる中で、その大根の重みを感じたり、この先を想像することに意味があるのだなぁと感じています。
幼稚園に着いて、重たかった大根を置いて、ホッとした顔、
何にして食べようかな~?と嬉しそうに話す顔、
そして、お迎えに来たおうちの人に、誇らしげに見せる顔、
どの顔も、と~~~~~~~~っても素敵でした。
鈴木さん、子ども達に貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
この体験は、子ども達の根っこになり、これからの育ちに大きな力になると思います。
鈴木さんの畑はこちら!
直売所もあります。
美味しいお野菜はこちらへ~!!