年中劇遊びの会を終えてからも、お部屋では劇遊びが続いています!
年中組の劇遊びといえば、どちらのクラスも楽しんだ『かにむかし』。
『かにむかし』の劇を楽しんでいると、子どもがポツリ・・・
「きびだんごって どんな味なんだろう?」
「食べてみたい!」
劇を楽しんでいる間も、終わってからも、子どもたちの口からよく出たつぶやき。
そんなに言うなら・・
「よし、つくってみよう!!!」
ということで、年中組きびだんご作りに挑戦!
白玉粉、もちきび、塩、水を使って作っていきます。
まず白玉粉と水を混ぜてこねこね・・・
「手にくっついてくる・・・」
蒸かしておいた もちきびを、すり鉢ですりつぶします。
「ぼくが おさえておくね!」 「ありがとう!」
捏ねた白玉粉と、すりつぶした もちきびを合わせて よーく混ぜ、
ちょうどいい大きさに丸めます。
「このくらいの大きさがちょうどいいかな?」 「たーくさん作ろうよ!」
全部丸め終わったら、お鍋の中が見える透明の鍋で茹でます!
「お水、もうあつ~いお湯になったかな?」
「あつ~いお湯だから、気をつけて・・・」
「きびだんご、沈んで動かないね・・・できたかな~?まだかな~?」
「あれ!おだんごが動いてるー!」「踊ってるみたい!」
「あれれ?どんどん浮かんできたー!」
「なんか・・・おだんご、ちょっと太った?」 ※茹でると少し、大きくなります
「はやく食べようよ!!!」「待ちきれないよ~!」
みんなで味見をすると「おいしい~!!!」
味見をする手が止まりません・・・。
「こんなにおいしいんだからさ、きっと子がに達もきびだんご作って
さるのばんばへ行く間に、たくさん食べたよね!」
なんて声も聞こえました。
お弁当の時間には、きびだんごに きな粉をまぶして食べました。
口の中はきびだんごでいっぱい!!!
「きびだんご、いっぱい食べたよ~おいしかったよ!」
と言いに来た子。ん?よーく見てみると、鼻の頭においしかった証が♪
心を決めて、さるのばんばへ仇打ちに行った、子がに達の気持ち、
きびだんごをもらって仲間になったくり、はち、うしのふん、はぜぼう、いしうすの
気持ちがちょっぴりわかった気がして、
ますます『かにむかし』への親しみが深まり、大好きなお話になったのでした。