今年度はコロナ禍にあるため、毎年行っている見学や遠足をどうしたらいいものか、職員間で話し合いを行ってきました。
例年通り電車で行くということはできない。このコロナ禍では公共交通機関は使うことはできません。
どうしたらいいものなのか、先生たちそれぞれに思いや意見を出し合いました。
運動会を終えて体を動かすことの心地よさを感じた子ども達に
次はものつくりの楽しさを感じてもらいたい。
子ども達は、遊ぶためにものをつくり、そのことを通して自分の世界をつくり、また仲間にも出会っていきます。
ただ何かを作るということだけでなく、ものつくりはこんなに奥が深いのです。
仲間と一緒に考え、見てきたものを
協同で作る経験を年長組にはしてもらいたい。
その中で生まれる仲間関係、イメージしたものを形にしていくわくわくとした感情。
子ども達に経験してもらいと思うことが沢山あります。
コロナ禍での見学や遠足をどう考えるか、行くべきなのか、やめるべきなのか。でも職員の思いとして「行かない」という選択肢は話し合いを進めていく上でなく、どうやったらいけるか、どうしたら安全かということを何度も話し合い考えていきました。
今年度は園バスを使って1クラスずつ見学・遠足に行くことにしました。
園バス利用者には4日間もご不便をおかけしてしまう形になってしまいました。
ご協力頂き本当にありがとうございました。皆様の協力なしには、今回の見学・遠足は実現しませんでした。
主旨をご理解頂き、ご協力いただいた事に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、ここからは年長組動物園見学のお話です。
年長組は多摩動物公園に見学に行きます。
遠足ではなく、見学です。
多摩動物公園にはめあてを持って出かけるからです。
事前にクラスで、見てくる動物について話しをしています。
どんな環境に住んでいるのかな?
どんなものを食べているのかな?
などなど。自分たちの目で確かめるために動物園にいくのです。
クラスで話をする中で、今まで見たことのない動物については
話が盛り上がっていたそうです。
その一つをご紹介♪
「ゴールデンターキン」ってどんな動物かな?と話をしていると、
名前に「ゴールデン」が付いているから、
光るかも!!なんて期待たっぷりの声も上がっていました。
そしていざご対面となると
「・・・・」
「・・・光ってない」
「ホワイトターキンじゃん!!」なんて言っていました。
想像していた姿と違っただけに、きっと子ども達の印象に残っていることでしょう。
「こうかもしれない」
「こんなところに住んでいると思う」と
今までの経験や知識を引っ張り出してきて、子ども達は色々な事を考えて見学に行きました。
なので、動物園にいる間は
「わぁ~本当だ」と考えたことが合っていたら喜んだり、
「全然違った」と新たな発見があったりと
とても楽しく実りある時間となりました。
これから年長組は自分たちで見てきた動物を
ミニチュアで再現します。
「うめ組動物園」「さくら組動物園」として開園する日が今から待ち遠しいです。